リノベーションの3つのメリットとデメリット


メリットだけが語られることの多い「リノベーション」ですが、良いこと尽くめばかりではありません。リノベーションのデメリットを理解していなかったばかりに後悔してしまうということがないようにしましょう。

 

メリット①新築を建てるよりもコストをおさえられる

同じ条件のもと、新築を購入する場合の費用と中古を購入してリノベーションする場合の費用を比較すると、中古を購入してリノベーションする費用の方が、20%~30%程安く済むことが多くあります。中古物件の価格にもよりますが、新築よりも安い費用で理想の住空間を手に入れることができます。

 

メリット②物件の選択肢が増えること

新築マンションより安い予算で購入できるため、立地の選択肢が一気に広がります。新築では手が届かなかったエリアで探したり、もっと広い物件を選んだり、 クオリティーの高いこだわりある物件にすることも可能です。また、間取りや内装、設備機器が条件を多少満たしてなくても、新しく変えてしまうため、あまり気を使う必要はなく、エリアや立地さえ条件を満たせればよいという部分もあるため、対象となる戸建やマンションの範囲を増やすことができます。
※中古物件の価格は個別要因になります。割安でない場合もあります。

 

メリット③内を自由に設計できる

間取りや内装を一から見直すこともできるので、ライフスタイルに合わせた住まい創りが可能です。間仕切り壁を省いたゆとりある空間。自然素材にこだわった仕上げ等々。 自分で”創る”住まいだから、空間を自由にアレンジできます。住まいに合わせて生活するのではなく、生活に合わせて住まいを創る。 リノベーションなら”自分スタイル”の快適な空間を実現できます。
※建物の構造や管理規約等により設計に制限が生じる場合があります。

 

デメリット①耐久性に不安がある可能性があること

中古の戸建やマンションを購入する場合には築年数に注意する必要があります。なぜなら、建築基準法の改正により基準が引き上げられたり、昔は今のように管理について厳しく言われていないこともあり、見えないところは手を抜いて工事をされてしまっていることもあり、耐震性が現在の法律の基準を満たさなくなってしまっている場合があるためです。そのため、現在の耐震基準を満たすように性能を上げようと、別途、耐震改修などが必要となり、逆にかなりの費用がかかってしまい、せっかくのコストをおさえることができるというメリットを活かせなくなってしまいます。
特に、1981年6月に耐震基準の大幅な見直しが行われたため、それ以前に建築確認を受けているかが1つのポイントになります。ただし、以前の基準でしか建築確認が行われていなかったとしても、建築基準法の改正を見越して新たな基準で設計されたものや、そもそも基準よりも高いレベルで設計されたものもありますので、不安を感じる方は専門家に見てもらうのがよいかもしれません。

 

デメリット②ローンの金利が高くなる傾向があること

物件を購入してさらに自分でリノベーションをする場合、且つローンで資金を準備する場合は、住宅ローンのほかに工事資金として金利の高い「リフォームローン」を組む必要があり、審査も厳しい傾向にあります。

また、当然ながら物件を購入した後でないと工事を始めることはできませんので、工事の間は家賃や既存の住宅ローンとの二重の支払が発生する可能性があり、資金繰りに注意する必要があります。

 

デメリット③住むまでに時間がかかる

中古の戸建やマンションをただ購入する場合には、住みたい戸建やマンションを探して購入し、引き渡しが行われ住むのが一般的ですが、リノベーションの場合には、引き渡しまでの間に、建物検査、設計、施工などの作業が加わります。
また、理想の住まいにするために建築士との打ち合わせなども十分に必要であり、結果として完成させるためには大変な時間がかかってしまいます